ヤップ島の石貨
ヤップ島の石貨の話で特に好きなのは、
運ぶのにかかった苦労(物語・伝説)も石貨の価値を左右すること
だー。
「経過」がダイレクトに「結果」に影響を及ぼす感じ。
あと、大きくて動かせない石貨も
みんながその価値と「この人が所有者」というのを認めてるから
野ざらし・雨ざらしでも
貨幣として使える
っていう。
あ、最大の石貨の伝説も。
ずっと昔に運んでる途中で海に沈んじゃって
誰も見た事がないけど、その存在をみんなが信じてるから
その所有者とされてる人の末裔はその権利を持ってる(使える)、
とかなんとか。
素敵だわー。
かっこいいわー。
「やさしい世界」。
結局、ヤップ石貨にまつわる話は全部好きっぽい。
「貨幣という謎」は、いろいろ考えさせてくれる良著でやんす。
仮想通貨はいまだに苦手意識ありありだけど(* ゚v゜)
貨幣という謎―金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書 435)
- 作者: 西部忠
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/05/08
- メディア: 新書
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これ、日本円で出来ないかなー。
野ざらしでも飛んでっても盗まれてもどうなっても、
「これは滝本さんの」ってみんなが証明してくれるようなお金。
肩たたき券の延長みたいなの。いっそ肩たたき券。
どうも中途半端で分かりづらくてアカン。
やっぱ原初の貨幣は肩叩き券(・v・)ダー!
あと、島民女性の乳ばっか嬉々としてUPしてる人は恥や!
「見えない価値を形にしたもの」を貨幣と呼ぼうとしたら、お墓もそうかも…とふと思た。交換しないだけで。親族にだけ通じる価値物。交換できたら凄いな。記憶とか思い出みたいなもので、価値づけ? 生前の功績とかでお墓の価値が変わるのはやだなw #滝本考
— ともきたうょり (@RyotaTakimoto) 2017年2月19日