(自殺世界)失敗データの住人としてリセットされる話
色んな夢を見ていっぱい寝た気で起きたら、3時間しか経ってなかった。
これは眠りが浅かったってことでよかろうか…
でも疲れは(3時間にしては)癒えてるような。
夢見るレム睡眠で身体が休まって、
夢見ぬノンレム睡眠で心が休まるって話は本当かもしれん。
んで、リセットボタンを押す夢を見た。
普通に生きてるのだけど自分がいるのがゲーム仕様の世界で、
「あーうまくいかなかった…」「せっかくここまで進めたのにな…」
と思いながら、「でも仕方ないか」とリセットするのであった。
自分が世界の中にいるので、実際にはボタンを押す動作はしない。
頭の中のどっかでメニュー出してリセットを選択するっていう感覚はあったけど。
その時に意外と悩んだのが、
そこにいる他の人たちへの一種の申し訳なさ。
「(ごめん、リセットするわ…)」みたいな。
私は他の人たちをゲームキャラと思ってたんだろうーか?
いや、普通の人間だと思ってたなー。
でも、自分がリセットした後にその世界が続くとも思ってなかったなー。
ということは、私は失敗データをセーブせずリセットすることで
「他の人たち」に対して「ダメを出した(不採用)」ってことで、
もっと言えば「殺した(存在を否定した)」ってことになる。
うつでもなく、考えて自殺を既遂してしまう人は、確信的に
「自分」でなく「自分以外の皆」にダメを出して、
殺すために自殺してる面があるのかもしれん。
もし自殺全部をそういう意味で捉えたら、
この日本にあって私たちは
「年間2万5千人が自殺している」でなく
「毎年2万5千回、失敗データの住人として殺されてる」と言えちゃうのかも。
ちょっと世界の見え方が変わるわー…